2018年5月10日木曜日

会議を記録するために

最近、「記憶の限りでは」という言葉がニュースを賑わせています。「発言したかどうか定かではない」などという発言が取りざたされていますが、みなさんは会議や打ち合わせのとき、どのように記録されていますか。

一般的には、紙にメモを取ることが多いと思います。誰がどういうことを発言したか、どのような結果になったのか、次の会議までなにを用意しておけばいのか、などについて、短い時間で理解・判断しながら記録していきます。複数の人が記録をとれば、内容がわずかに(ときには大きく)違っているという可能性もあります。事実誤認と言われるものです。その場合は記録を突き合わせながら合意の道を探ります。合意できなければ、その合意を取ること自体が、次の会議の議題になるかもしれません。

最近の会議では、誰がなんと発言したかをより正確に記録するため、誰かが ICレコーダーで音声を記録していることが多くなりました。10年ほど前でも、比較的よく使われていたと思います。これがあれば、誰がなにを言ったのか、丸ごと記録できますし、デジタルデータとして永久的に保存できます。

現在の技術はさらに進んで、記録されたデジタルデータから「文字起こし」をしてくれるシステムも存在します。この技術は改良中で、人工知能(AI)の学習機能を活用し、誤字のない正確な文字起こしを行うための研究も行われています。

さて、最初に述べた話題で、その会議を ICレコーダーで記録していた人はいないのか、とても興味あるところなのですが・・・

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