2018年4月6日金曜日

ホーキング博士の偉大な足跡

先月の14日、イギリスの宇宙物理学者スティーブン・ホーキング博士がこの世を去りました。日本でも訃報はニュース速報で取り上げられました。「車椅子の物理学者」として知られるホーキング博士は、難病の筋萎縮性側索硬化症を抱えながら研究に邁進しました。

ホーキング博士にはさまざまな業績がありますが、それらの中から 3つを取り上げて、物理学、特にブラックホールに関する研究の発展や、科学の普及への貢献を紹介した Nature Video(英語版)が Nature から公開されました【Stephen Hawking: Three publications that shaped his career in Nature Video】。

この動画の内容について、私のゼミナールのメンバーが日本語で解説記事を作成しました。Nature ダイジェストのウェブサイトから公開されており、どなたでも無料でご覧になることができます。ぜひ、こちらからアクセスしてご覧ください

紹介した日本語記事にあるとおり、ホーキング博士は市民向けの科学書の執筆も手がけ、それらの科学書は多くの人々に読まれました。日本語訳として出版されているものを紹介すると、
  • 『ホーキング、宇宙を語る』 林一訳・アーティストハウスパプリッシャーズ
  • 『時間順序保護仮説』佐藤勝彦解説・監訳・NTT出版
  • 『ホーキングペンローズが語る時空の本質』 林一訳・早川書房
  • 『ホーキング、未来を語る』佐藤勝彦訳・アーティストハウスパプリッシャーズ
  • 『ホーキング、宇宙のすべてを語る』佐藤勝彦訳・ランダムハウス講談社
  • 『宇宙への秘密の鍵』さくまゆみこ訳 ・岩崎書店
  • 『宇宙に秘められた謎』さくまゆみこ訳 ・岩崎書店
  • 『ホーキング、宇宙と人間を語る』佐藤勝彦訳・エクスナレッジ
  • 『宇宙の誕生・ビッグバンへの旅』さくまゆみこ訳・岩崎書店
  • 『ホーキング、自らを語る』佐藤勝彦、池央耿訳・あすなろ書房
などがあります。ご関心があれば、ぜひお読みください。

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