2017年8月9日水曜日

暑い一日

今日 9日、東京ではこの夏一番の暑さだったとか。午後から急に気温が上がり、外に出るとじりじりと日差しが照りつけました。冷房の効いた研究室から廊下に出たときの蒸し暑さが非常に不快です…

そんな暑い日でしたが、午後4時ころと夜7時ころに激しい雨が振りました。午後4時ころの雨は、急に空が暗くなり、あっという間に大粒の雨が降り出しました。降っていた時間はおよそ20分ほどでしょうか。

急激に気温が上がると、暖められた地表付近の空気が上空へと移動していきます。同じ体積であれば、暖かい空気は冷たい空気よりも軽いため、上昇していくわけです。暖かい空気は冷たい空気に比べると水蒸気を多く含むことができます。

上空へ行くにつれて、空気は冷やされていき、空気に含まれていた水蒸気は小さな水滴へと変わります。空気が含むことのできる水蒸気が、冷えることによって少なくなり、余った水蒸気は液体の水になってしまうためです。小さな水滴の集まりは、雲になります。これが非常に暑い日に夕立が起こりやすい原因です。

地表に降った雨は、下水道に流れていきますが、この処理能力には限りがあります。能力を超えてしまうと、下水道から水が溢れ出てきたり、道路が浸水したりするわけです。処理能力が追いつかないという理由だけでなく、排水口にゴミや落ち葉が詰まっていて水が流れていかない、ということもあります。排水口はいつも掃除をしておかないと、急な雨に対応できないということになりますので、気をつけたいものです。

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