2017年8月6日日曜日

オープンキャンパス

私の勤める法政大学多摩キャンパスでは、先日の 5日(土)にオープンキャンパスが行われました。最近はどの大学でも行なっているこのイベントは、高校生が進学先の大学を考える上で、どのような雰囲気の大学なのか、どのような学生が学んでいるのか、などを実際に大学を訪れて体験するものです。

私が高校生だった頃は、このようなイベントはなかったと思います。大学といえば「象牙の塔」で、外から中は見えないのが当たり前。研究内容を進んで市民に伝えることなど、めったになかったように思います。

時代は大きく変わりました。最近の電車内の広告や新聞広告を見れば、国公私立を問わず各大学は競ってオープンキャンパスを一大イベントに仕立て、少子化社会の中で生き残りをかけているかのようにも思えます。オープンキャンパスの企画を広告会社がプロデュースするという大学もあるとか。

高校生も「夏休みの宿題」という感覚でやってくる場合もあります。高校で冊子に製本されたものを手にしながら、さまざまな質問項目を大学生に「インタビュー」している高校生も見かけました。オープンキャンパスは高校生の進路指導にも組み込まれているわけです。

本学のオープンキャンパスでは、教員による模擬授業や学生が相談相手となる進路相談、在学中の留学の仕組み、受験制度の説明などが行われました。オープンキャンパスには高校生のお子さんとご両親とでやって来る人々も多いようです。大学生に熱心に質問されていた姿が印象的でした。

多摩キャンパスでは今月末の土曜日(26日)にも、オープンキャンパスを開催しますので、法政大学を受験校として考えている、あるいはどうしようか迷っているみなさんはぜひ、ご参加ください。

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