2016年1月13日水曜日

ながら歩き

 最近の街中では、スマートフォンを見ながら、あるいはイヤホンで音楽などを聴きながら歩く人々を見かけます。さらにはイヤホンをつけながら自転車に乗っているという人も。どれほどの音量で聴いているのか、後ろから車が近づいてもわからない、という事例もあるようです。

 自転車を運転するとき、イヤホンをつけていても違反になるわけではありませんか、周囲の音が聞こえないほどの音でイヤホンをつけていれば、安全運転義務違反となります。

 2015年12月28日の HealthDay News に、米国整形外科学会が行った「ながら歩き」の調査結果について掲載されました。全米の数千人のおよそ 40%が、ながら歩きをしている人が危険にさらされたことを目撃し、26%は自分自身が危険な目にあったと答えました。

 電話をしながら、メールを見ながらなど、何かをしながら歩く理由を 48%の人が「特に理由はない」、22%の人は「忙しいから時間を有効に使うため」と答えています。

 ながら歩きをする人を “digital deadwalker” と表現していますが、このような人々は階段から落ちたり、縁石でつまづいたりする歩行者が増え、擦り傷や打撲、骨折などのような怪我につながっていると警鐘を鳴らしています。

 大きな道路で、ながら歩きをしている人を見ると、車やほかの歩行者に気がつくのだろうかと心配になることもありますが、そのような歩き方は当然、事故や怪我につながる可能性は高くなります。

 あなたは大丈夫ですか?

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