東京は今朝、急に寒くなりました。といっても、平年並みの気温のようです。昨日まで暖かい日が続いたため、そんなふうに感じてしまうのでしょう。多摩地区は雪、あるいはみぞれが降ったところもあるようです。
天気予報やニュースで「平年値」といいますが、これは 30年間の平均のこと。10年ごとに更新するようになっています。現在の平年値は、1981年から 2010年までの 30年の気象データが使われています。
気温などは「平年より高い・平年並み・平年より低い」などと表現されますが、これは平年のデータとしている 30年間のそれぞれの年の値を高い順に並べて、観測された年のデータが上位 10番に該当すれば「平年より高い」、11〜20番目であれば「平年並み」、21〜30番であれば「平年より低い」としているとか。
この冬は暖冬傾向にあるそうですが、暖冬になると空気中に水蒸気が多く含まれるために、寒気がやってくると水蒸気が凝結して雪となるため、大雪の降る日が見られると考えられます。暖かいと思って油断していたら大雪が降った、ということにもなりかねません。ただ、天気ばかりは人間がどんなに注意をしても、どうにもなりませんね…
「入試日に大雪が降らないように」と祈るのは、受験生やその家族、そして大学関係者の共通の願いなのでしょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿