今年から4種類のインフルエンザウイルスに対応できるようになった、インフルエンザワクチン。今年予想されているインフルエンザウイルスの型は、
A型株
カリフォルニア/7/2009 pdm09 (H1N1)
スイス/9715293/2013 (H3N2)
B型株
プーケット/3073/2013 (山形系統)
テキサス/2/2013 (ビクトリア系統)
となっており、このブログでも書いていたように、インフルエンザにもいろいろな型があります。
今年から4種類のインフルエンザウイルスに対応するようになったワクチンなので、価格も上がっているようですが、今年の全国調査による平均接種料金は 3,204円で、昨年に比べた値上げ幅は 265円(QLifeの調査による)。この料金は消費税込みの金額ですが、自治体などによる助成金額は含まれていません。この料金を高いと見るか、安いとみるか、消費者の考え方によりますが、高いと感じる人が多すぎて接種する人が少なくなると、大流行を防ぐというワクチン本来の目的が失われます。みなさん、どう考えますか。
さて、インフルエンザワクチンを接種したからといって、すぐに効果が現れるわけではありません。インフルエンザウイルスから守るはたらきをする「抗体」の十分な量をつくるには、およそ2週間かかります。その後、接種から3〜4ヶ月経つと抗体が減っていき、効果は薄れていきます。今日、ワクチンを接種した私の場合ですと、効き目が現れるのは来年1月の三ヶ日が明けた頃、そして年度終わりの頃には効果がなくなっている、というところでしょうか。
ちなみに、都道府県別の平均接種料金がもっとも高かったのは、東京都で 3,440円。大学病院などは接種料金が高いため、そのような大規模な医療機関が集中している東京都では、平均値が押し上げられてしまったのかもしれません。職場で接種料金を助成する制度がある場合もありますし、接種を受ける年齢によっては自治体の補助が出る場合もあります。いろいろな制度を調べておく必要がありそうです。
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