2015年11月15日日曜日

おなかが張る…

 よく、繊維質の食品を食べ(過ぎ?)ると、おなかが張ることはありませんか。経験したことのない人にはわからないでしょうが、この症状、かなりつらいもの。張っている原因は、腸内ガス。ゴボウやイモなどの食物繊維を摂りすぎると、ガス(「おなら」のこと)が発生しやすくなり、腸が膨れてしまいます。この状態が不快なわけです。あまりにひどいと腹痛や吐き気のような症状になりますので、そういう場合は病院の治療が必要です。

 一般的には「ガスコン」という錠剤を処方されますが、この薬剤の実態は、シリコーンと呼ばれる人工高分子化合物で、表面張力を少なくし、ガスのかたまりを消失させます。腸内にたまったガスを体外に排出(「おなら」のことです)しやすくしたり、腸壁からガスを吸収させやすくします。人間にとっては、このシリコーンを消化することができないため、化学的に変化させることなく、そのまま体外に排出されます。そのため副作用が少ないともされています。多くの医薬品のように化学変化を起こすのではなく、物理的な作用で症状を軽減させるというものです。

 腸の健康を整えると思われている食物繊維が、なぜガスを溜める原因になるかというと、大量の食物繊維は腸内の悪玉菌にとっては「エサ」となり、この悪玉菌が活動するとガスをつくり出すためです。そういう意味では、腸内の善玉菌と悪玉菌のバランスを日頃から整えておくことも必要です。

 秋の季節は食物繊維が豊富な食べ物、焼きイモや野菜がおいしい時期。食べ過ぎにはご注意を。

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