2015年9月17日木曜日

ラジオ番組をつくる

 今年の秋学期の演習(ゼミナール)のメニューは、春学期から引き続きとなる、科学英語学習のための「書籍づくり」と、情報を伝えるための練習として「ラジオ番組」の制作を行うことにしました。

 ラジオ番組は 5分間を目安に制作します。制作者のメッセージを的確に、効果的に伝えるにはちょうどいい長さでしょうか。ラジオ番組は音のみで作るので、なんでもナレーションで説明したくなるもの。しかし、それをやってしまうと、却ってわかりにくくなります。録音した音を有効に使って、説明する必要のないものは説明しない、ということが大切です。

 このようなラジオ番組の制作では、自分がナレーターをなって番組を作りますが、そうすることで自分が普段どのように受け応えをしているか、聞き取りやすいかを客観的に知ることができます。

 どんな分野でもいいのですが、「自分が伝えたいこと」を見つけて、楽しみながら制作できればいいと思います。参考になる番組を聴いているのといないのとでは、成果が大きく違います。音のもつ特徴を生かして、かつ 5分でまとまっている番組に、NHK「音の風景」があります。無駄なナレーションはなく、音がでている情景が映像で浮かんでくるような番組です。皆さんもぜひ、お聴きください。

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