2015年6月15日月曜日

電車が止まると

 月曜日は大妻女子大学へ非常勤講師に出かける日ですので、今日も昼前には八王子を出て、市ヶ谷へ向かいました。授業を終え、市ヶ谷の法政大学に立ち寄り、丸の内で用を足し、中央線で東京駅から西八王子駅へ帰宅。午後6時前に東京駅を出たので、7時あたりに西八王子駅に着くはず。

 電車の中では本を読むか、あるいは居眠りするか。寝過ごすと困るので、読書をしておりました。熱中していたせいか、あるいは無になってしまった(?)せいか、電車が吉祥寺駅でしばらく止まっていることにしばらく気がつきませんでした。車内アナウンスでは、「これからおよそ10分ほど停車する」と言っています。高円寺駅で人身事故があったとか。

 中央線は事故が多い路線と聞きますが、こうなっては動き出すまで待つしかありません。15分ほど遅れて動き出しましたが、再び豊田駅で停車し、「現在、遺留品を捜索中で中央線は全線で運転を見合わせています。先に出発するのは、向かい側のホームの電車になります」というアナウンスが。折しも帰宅ラッシュの時間帯。運転を見合わせているので、各駅に電車が止まっており、すぐに通常ダイヤに復旧できないのでしょう。

 ホームでは、家族に状況を伝えたり、この後の予定を変更するために電話で話す人が大勢います。20年前にはこういう光景はなかったのだろうと思いながら、向かいの電車に移動しました。混んでいて座ることができず通路に立っていると、すぐ前に、歯医者の予約を変更するために電話をしている人がいます。後ろには小さな子供がぐずっています。長い待ち時間に耐えられなくなったのでしょう。こういう待ち時間、どうにもならないことはわかっていても、いらいらするものです。

 今回の人身事故はどういう事情かはわかりませんが、多くの人を巻き込んでしまう事故はやめてほしいものです。

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