毎週木曜日は物理学の授業があります。午前中なのですが、学生たちが講義室に集まると(授業を受けるので集まってくれないと困るのですが)、暑くなります。今日、私が暑くて我慢できなくなりました。空調機器の設定は 28℃ なのですが、講義室への集まり具合で事務の方々が室温をこまめに調整しています。しかし、急に人が集まると温度の上がり具合も急になります。どうやら、多くの学生が集まったため、室温が急上昇したようです。
事務の方々にお願いして、空調を効かせてもらうようにお願いしたところ、じき室温が下がりました。おかげで熱中症にならずに済みました。
さて、人間は熱を発生しています。講義を聞いて座っていても、周囲に熱を放出しています。私たちは食物を摂取し、それをエネルギー源として活動しています。摂取エネルギーのおよそ 75% が熱として放出されるそうですが、どれだけの熱量が出ていくのでしょうか。かなりの割合が熱として放出されているようです。
手元の資料をめくると、人間の発熱量は 1時間当たり 50〜100 kcal になるとか。身の回りの電気製品と比較すると、100Wの白熱電球と同じ程度だそうです。ということは、450人いると、450個の白熱電球が光っているときと同じ熱が発生している、ということになります。これは考えただけで暑くなります…
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