ニュースで報道されていたとおり、今朝から東京にも雪が降りました。湿った雪ですが、車の上に 2 cm ほども積もっていました。写真は、法大多摩キャンパス・研究実験棟から見た外の景色。まるで 4 月とは思えない風景です。
このように日によって気温が上下すると、体調を崩します。気温差が 5 度あると、私たちの体にはさまざまな負担がかかるとか。健康な状態であっても、大きな気温差のために体調がいまひとつ、という経験のある人は少なくないと思います。真夏に冷房が効いた室内から、急に炎天下の屋外や室温の高いところへ出たときなど、頭痛がしたり、肩がこったりというのはよくあることです。
心臓や血管に不安な要素がある人は、特に注意が必要です。気温差 5度は、脳卒中や脳梗塞、心臓発作などを発症しやすくなるそうです。気温の変化は体の調子を整える自律神経のはたらきに影響します。自律神経は、交感神経と副交感神経に分けられます。交感神経は心身を緊張させて活発にするはたらきを、副交感神経は心身をリラックスさせて休ませるはたらきをします。仕事をしているときは、交感神経が優位にはたらき、眠りにつくときは副交感神経が優位になるように、私たちの活動に合わせて機能しています。私たちの体は、これら交感神経と副交感神経のバランスがその時々で適正に保たれることで、快適に生きることができます。
気温差が大きくなると、この交感神経と副交感神経のバランスをうまくとることができなくなり、体調を崩してしまいます。できるだけ気温差を小さくするように、脱ぎ着しやすい衣服で外出するなどして、この後の数日間を過ごしたいものです。
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