2015年4月30日木曜日

偏頭痛

 私はときどき、片頭痛(または偏頭痛とも書きます)に悩まされます。月に 2回ほどではありますが、なかなかつらいものがあります。かつては週に 5回以上の頻度だったので、それに比べれば、はるかに楽ですが、痛いものは痛い。

 片頭痛とは、一般に頭の片側が心臓の拍動とともに痛みを感じるもので、両側に痛みを感じる人もいます。下を向くとなおひどくなり、人によっては頭痛の前に光が見えたり、耳鳴りがするとか。私はそのような前兆はないので、あるとき突然頭痛がやってきます。

 片頭痛の原因は、脳の血管が拡張して、脳の組織を圧迫するため。このとき、脳の血管が拡張する直前には、収縮することが医学的にわかっています。頻度の多い片頭痛の患者のために予防薬が開発されていて、この薬は脳血管の収縮を妨げるようにはたらきます。この予防薬を飲んでいても片頭痛は起こりえます。そんなときは、片頭痛にたいへんよく効く痛み止めが開発されているので、それを飲むと速やかに痛みを抑えることができます。しかし、この痛み止めは頭痛が起こってから20分以内に飲まないと効かない、という弱点もあります。

 今日の久々の片頭痛は、かなりの痛みを感じましたが、特効薬のおかげで速やかに回復しました。新たに開発された薬の恩恵にあずかることができたのですが、この特効薬はけっこう高価です。もちろん、健康保険も適用されますが、この連休中はできれば薬を飲まずに元気に過ごしたいものです。

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