2014年10月16日木曜日

遺伝子検査

数カ月前に受けてみた、遺伝子検査。誕生日を前に、健康について考えてみようと申し込んでみました。自覚症状があるとすれば、軽症の逆流性食道炎と、中度の片頭痛。実際には自分の遺伝子がどんなものかを知りたいという、単なる野次馬根性でしょうか。

届いた検査結果には、ある意味で大きな欠陥がありました。遺伝子を解析して、その解釈を教えてくれるのが、この検査。しかも、遺伝病を発症する可能性があっても、そのことは知らせてもらえません。個人で申し込むことのできる遺伝子検査は、あくまでも個人の健康管理に役立てましょうね、という程度の範囲で活用されることになります。

遺伝子検査の結果は、「リスク」が高いか、平均的か、低いかを知らせてくれます。例えば、私が「2型糖尿病になるリスク」は平均よりやや高い、ということを教えてくれます。リスクなので、必ず罹るとも言えないし、絶対に罹らないとも言えません。このリスクについての考え方は、日本人にはあまり馴染まない表現です。それでも、リスクが高ければ、その疾患に対して多少は注意を払うことになるでしょう。

私が感じた欠陥は、自分の遺伝子のコードを教えてはくれない、ということでした。しかし、よく考えてみれば、これはこれでいいのかもしれません。遺伝病に罹る可能性を知ってしまったら、私はどうするでしょうか。将来を悲観するかもしれないし、自暴自棄になってしまうかもしれません。将来の病気を必要以上に心配しないようにするには、もしかするとこれが最善なのかもしれません。

ただ一つわかったことは、私の健康上のリスクと、体質に関する遺伝子は、「ザ・日本人」と言えるほどの、極めて平均的な日本人としての遺伝子でした。

1 件のコメント:

  1. 鳩子の親戚の鳩美です ポポー
    藤田先生は不死身です
    遺伝子のことは良くわからないけどポポー
    何かに守られているぞ ポポー
    What is your birthbay ?

    返信削除