2014年10月14日火曜日

札幌スクーリングを終えて

しばらくぶりの更新になりますが、すでに季節は秋になっておりました…

さて、10月11日(土)から13日(月・祝)までの3日間、法政大学通信教育部のスクーリングが行われました。私は「物理学3」の担当講師として、札幌で授業をしてきました。札幌で行われるスクーリングには、北海道や東北地方の学生だけでなく、遠くは九州からやってくる学生もおりました。

ちょうど台風19号が近づいていることもあり、「月曜日の最終便が飛ばないかもしれない」と、残念ながら2日間だけの受講でやむを得ず帰らなければならなかった人もいます。そういう意味では、受講生の心理的な負担は大きかったかもしれません。

通信教育部では、幅広い年代の学生が学んでいます。そういう人々が一堂に集まる教室は、通学生の大学の教室とはまた違った雰囲気です。でも、「学びたい」という意欲は、若い人も年配の人も同じです。積極的に質問する姿勢や、真剣に考えている表情を見ると、「勉強に年齢は関係ないんだな」という、忘れかけていた当たり前のことを実感します。

かつては札幌に住んでいましたが、少しの期間で街はどんどん変わります。新しいビルができたり、かつてあった店がなくなっていたりと、やや戸惑ってしまうこともありました。

授業が終了してから、懇親会や打ち上げなどもあり、学生の皆さんからいろいろな話を聞かせてもらいました。私は特に、どういう理由で通信教育部で学んでいるのかな、ということに関心がありました。皆さん、動機はさまざまです。考えてみると、学ぶことに特別な動機は必要ないのですね。

最終日は、中央区北一条の「根室食堂」で打ち上げでした。3日間びっしりの授業で疲れて、翌日は仕事でしょうに、皆さんの心遣いの感じられる打ち上げでした。その後、狸小路でジャズを聴きながらコーヒーを飲むという、これまた普段は経験しない2次会で、大変楽しめました。

皆さん、ありがとうございました。またお会いできるといいですね。卒業式では声をかけてください。

一次会で記念撮影!

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