2014年2月24日月曜日

大学生は春休み

しばらく出張に出ていたため、ブログの更新はお休みしていました。どこへ出かけていたかというと、下の写真の地区がある街です。とても大きな規模の歓楽街があります。この地区には行っていませんが、近くを通ったので写真を撮ってみました。



さて、大学教員は学生たちの夏休みや冬休み、春休みには何をしているのですか、と尋ねられることがあります。今日も「先生、最近は何をしているのですか」と聞かれました。

決して、上の写真のような歓楽街に足繁く通っているわけではありません。授業のない期間は、まとまって研究を進めることができる時間を確保できます。また、学会や研究会もこのような期間を利用して開催されます。

ただし、年度末から新学期までの間には、入試という大学にとって大きな行事があります。入試は多くの教員がさまざまな形で関わる必要があるので、それほど自由が利く期間ではないのです。

自分の研究を進めることができるまとまった期間は、夏休みでしょうか。この期間は、フィールド調査に出かけたり、適度に冷房の効いた室内で論文を読んだり、比較的長文の原稿を書いたりできる期間になります。

「大学生はいつも遊んでばかりだから」というのは、すでに昔話で、近年の大学生はかなり多忙です。学生たちは長期休暇中に自分の研究を進めたり、必要な資料を集めて読み込んだり、資格取得のための講習会に参加したりと、遊んでばかりなどできないのです。

大学教員の責務は、教育と研究です。学生たちの長期休暇だけでなく、毎日の時間をうまく使いながら少しずつ研究を進め、まとまった長期休暇に(学生たちに見習って?)一生懸命に研究論文を仕上げていく、というのが一般的でしょうか。

もちろん、毎日毎日、そういうことをしているわけにもいきません。ときどきは、息抜きも必要。そんなときは、学生たちと何か計画するのもいいかもしれません。

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