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(c) 国立感染症研究所 |
ご覧のとおり、日本全国にインフルエンザが蔓延しています。この時期はちょうど各種の入試が重なり、受験生やその周辺の人々は予防接種を受けたことと思います。インフルエンザワクチンは接種後、「2週間から5カ月にわたって効果が続く」(厚生労働省)と言われています。流行する前に接種しなければ意味がありません。仮に流行してから接種しても、効果が出るまでに2週間かかってしまいますから、早めに接種する必要があります。
この流行期、ワクチンの接種を受けていないけれども、インフルエンザに罹りたくない、という人のためには、
- 人ごみに出ない(ウィルスとの接触を避ける)
- マスクをする(インフルエンザウィルスは呼吸器から感染します)
- 外出後のうがい、手洗いをしっかり行う(ウィルスを除去する)
という方法があります。手洗いはインフルエンザに限らず、さまざまな感染症を予防する第一歩ですが、きちんとできていない(汚れを洗い流せていない)場合が多いとか。特殊な消毒薬を使うのではなく、正しく手を洗うことで十分です。その方法はこちらに詳しく紹介されています(順天堂大学医学部附属順天堂医院)。
受験など人生の一大イベントでなくても、インフルエンザや風邪などの感染症にはかかりたくないですね。十分に注意して、この寒い時期も元気で過ごしたいものです。
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