今日、新1年生が受講する「入門ゼミ」の授業がありました。この授業では、大学における学習活動をより効果的にするためのスキルを定着させ、さらに「自ら学ぶ」という姿勢を身につけるための基礎的な教育を行います。
この授業は1年間を通じて開講される科目ですが、経済学部のうち、現代ビジネス学科、国際経済学科では、1年間を前期・後期にわけ、前期を主に一般教養を担当する教員が担当し、上記の教育を行い、後期には経済を専門とする教員が、基礎的な経済学を指導することになっています。
1年生は、この時期、期待と不安が入り交じっています。大学に入って挑戦してみたいことがいろいろあるでしょうし、その一方で授業の単位をきちんと取得できるか、あるいは一人暮らしを始めた学生は、慣れない家事にも追われます。大学生活を無事に送ることができるかどうか、不安でいっぱい、という学生もいるでしょう。
大学は高校までとは違い、授業の合間の空き時間があります。はじめは何をしたらいいのか、途方に暮れるかもしれません。しかし、この空き時間をどのように使うかで、学生生活は大きく変わります。この時間を自らの成長の糧にするか、ただなんとなく過ごすかは、君たち次第です。さあ、あなたなら、どう使いますか。
私は、新入生がさまざまな経験をして4年間を過ごし、より豊かな人間性を身につけ、大きな病気やケガもせず、元気に卒業式を迎えることをなによりも嬉しく思います。いろいろな授業で多くのことを吸収し、思いやりのある人に育ってほしいと願っています。
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