2012年5月11日金曜日

星の誕生

物理学の授業で、「星にも寿命があります」という話をしました。かつて、
♪何億光年 輝く星にも 寿命があると~
と、山口百恵が歌っていたのですが、今の学生さんは知らないでしょうね。私もよく知りませんが。

「星に始まりがあったなんて、考えたこともなかった」という学生さんもいました。生き物の寿命とは違い、星の寿命は数千万年から数十億年というスケールなので、なかなか想像しにくいでしょう。中には、寿命が理論的には数百億年と考えられている星もあります。この宇宙の年齢が137億光年ですから、その長さに驚いてしまいます。

星の寿命は、ただ一つの要素で決まります。それは、質量です。重ければ重いほど短命で、軽ければ軽いほど寿命は長くなります。詳しい話はこれからの授業の中で取り上げます。

星の寿命はさておき、生き物の寿命はどのくらいでしょうか。「動物の寿命図鑑」というサイトがあります。いろいろな動物の平均寿命や、長寿の記録が掲載されています。皆さんがよく知っている動物もたくさん掲載されていると思いますので、ぜひのぞいてみてください。

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