2012年4月22日日曜日

書籍「カガク英語ドリル」

2009年、シーエムシー出版から「カガク英語ドリル」という書籍を出版しました。おかげさまで、この書籍の売上げが好調で、出版社にも在庫がなくなったとのことで、このたび2回目の印刷(2刷)が行われ、書店に並んでいます。

科学英語に関する学習書は少なく、大学院や大学入試に活用できるものを作ることはできないだろうか、という企画から始まったものですが、現在では大学院や大学の入試問題にも使われたり、高校の教材としても活用されているとか。大変ありがたいことです。


この本は、イギリスやアメリカの新聞など、科学の専門家ではない人々が目にするものから、科学に関係する英単語を抜き出し、その使用頻度を調べ、上位になった約500語を使って、オリジナルの科学に関する文章を作り、単語の解説をするという、これまでにはないスタイルで書かれたものです。

この本に書かれたオリジナルの英語の文章というのは、決して専門家向けの内容ではなく、誰もが「へー、そうなんだ」と思う面白い雑学を記載したもので、英語学習のためでなくても、日本語の読み物としても楽しむことができるように作られています。

新聞などに掲載された単語を調べ上げ、使用頻度順に並べてくれたのは、シーエムシー出版の編集者の方々です。この本は、編集者に2人もついていただき、それはそれは手厚いサポートをしてくださいました。本を作るということは、とても大変なことです。そんな編集の方々の意気込みも感じていただければと思います。

実は、この本は49章でできています。ここまで行けばキリのいい50章まであるのがふつうですが、それには理由があります。それは、ぜひこの本をお買い求めいただき、ご自身の目でお確かめください。

私の授業を受けている学生さんは、ほしい人がいたら、私に伝えてください。

2 件のコメント:

  1. 書籍のご紹介ありがとうございました!!

    >この本は、編集者に3人もついていただき、・・・
    担当編集者ふたりでございます。

    藤田先生のお陰で、非常に楽しくお仕事ができました。第二弾ができるいいですね。

    ちなみに、わたくしの滞り気味なブログのアドレスも入れておきましたので、よろしくお願いします。

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  2. 筧様、失礼しました。
    ご指摘の箇所を修正いたしました。

    ブログのアドレスをありがとうございました。

    今後もどうぞよろしくお願いいたします。

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