2012年4月3日火曜日

アルバイトの思い出

夏休みや冬休み、春休みなどは、アルバイトに精を出す学生もいることでしょう。今日、私の家に出前を届けてくれた人は、私の勤める大学の学生さんでした。雨風の中、ありがとう。

私も学生時代、塾の講師をしていました。大学の授業が終わると、自分が担当するクラスで小・中・高校生などに授業をして、それが終われば研修会などがあったりと、結構忙しい大学生時代だったかもしれません。

私がアルバイトをしていた塾が、今朝の新聞やニュースに出ていました。学習塾が、国語や英語の教科書をほぼ丸写ししたテキストを無断で作製し、使用していた、という問題です。一般には、教科書などの書籍に書かれた文章を、無断で使用することは著作権法で禁じられています。学習塾は著作権の処理を怠った、ということですが、著作権の管理会社の調査結果によっては、反則金も請求されるとか。

学生たちは、まさかアルバイト先が悪いことをする、などと思って働くことはありません。アルバイト先を信用して、一生懸命に働いています。また、卒業してアルバイト先を懐かしく思っている人々の気持ちはどうなるでしょう。

私が勤めていたアルバイト先は、社会的な信用だけでなく、現在アルバイトしている人や、かつてそこでアルバイトしていた人々からの信用を失い、私のよき思い出まで失わせてしまったようです。

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