このブログをお読みいただいている方のうち、「口取り(くちとり)」をご存知の方はどれくらいいらっしゃるでしょうか。
これは北海道で年末の団らんに登場する、和菓子の詰め合わせです。私の知っている口取りとは、練り切りや羊羹で作られており、海老や鯛、筍など縁起のよいものの形に整えられた菓子や煮豆などが折り箱に入れられているものです。
この口取りが北海道の風習だと知ったのは、30歳近くなってからでした。年末の帰省の手土産にしようと、関東の和菓子屋さんに口取りを予約しに行っても話が通じない… そもそも、口取りという言葉が知られていないようです。私の発音が悪いのかと、何件か店を回ったところ、「口取りは北海道のものなので、こちらにはありません」と言われ、衝撃でした。
どこにでもあると思っていたものが、じつは地域に特有のものだったりすることがあります。方言もその一例だったりしますが、食べ物などではさらにありそうですね。この時期になるといつも、口取りを求めて歩き回った日のことを思い出します。
みなさまの2026年が、より素晴らしい一年になりますことを願っています。
0 件のコメント:
コメントを投稿