2018年7月24日火曜日

太陽系の過去のピースを持ち帰る

数日前、日本の小惑星探査機「はやぶさ2」の現在の状況について、宇宙航空研究開発機構(JAXA)から記者発表がありました。現在(7月24日)は、「はやぶさ2」は小惑星リュウグウから20キロメートル離れたところに位置しています。8月に入ると、リュウグウから5キロメートルのところまで接近して、表面の状況などを観測することになっています。

「はやぶさ」は、世界で初めて小惑星(イトカワ)の一部を地球に持ち帰り、その成分を分析したという成果を残しました。「はやぶさ2」はその後継機であり、「はやぶさ」を上回る成果を得るため、さまざまな工夫が凝らされています。

この「はやぶさ2」が何を目的をしていて、どんな工夫がされているかを紹介した Nature Astronomy に掲載された日本語記事『太陽系の過去のピースを持ち帰る』(原題:“Bringing home a piece of our past” が一般公開されていますので、ぜひご覧ください(無料でご覧いただけます)。

Nature Astronomy は天文学の最新の成果が発表される学術雑誌です。科学探査機の目的や、期待される成果などが詳細に紹介されることもあります。今回は「はやぶさ2」による探査に関して取り上げられた記事が掲載され、多くのみなさんに知っていただくために日本語に翻訳されました。

「はやぶさ2」の最新の状況は、こちらのページで確認できますので、関心のある方はご覧ください。

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