2026年1月5日月曜日

しぶんぎ座流星群

このままでは、三日坊主になってしまう…   と慌てて記事を書いています。

4日(日)夜から5日(月)朝方にかけて、「しぶんぎ座流星群」が極大、つまりたくさんの流星が見られるはず、ということでした。ただ、今年は3日に満月だったこともあり、月明かりで夜空が明るいため、流星群の観測には条件がよくないという日程でした。

4日の夜10時過ぎから、夜空を眺めてみました。やはり月がとても明るく、30分ほど眺めていましたが私には流星を確認できませんでした… 年間を通じていろいろな流星群を観測できますので、また次の機会に期待します。

流星群がどうして起こるのかということなどについて、先月、オンラインで行われた「彗星と流星の物語」とのタイトルで講演を行いましたので、ぜひご覧ください。最初の3分ほどは、ハワイのマウナケア山頂から観測された「ふたご座流星群」の早送り映像のみが流れます(全体では30分です)。


流星群の中でもたくさんの流星を観測できるとされる三大流星群は、しぶんぎ座流星群(1月)、ペルセウス座流星群(8月)、ふたご座流星群(12月)を指します。今年のペルセウス座流星群、ふたご座流星群はいずれも極大となる夜は月明かりの影響を受けないようですので、ぜひ期待してください。

2026年1月3日土曜日

1月の満月

東京は夕方から冷え込みが厳しくなりました。夜空は雲一つなく、月もきれいに見えています。昨日の記事にあるとおり、今夜は 2026年最初の満月です。多摩キャンパスで観測した満月がこちらです。

2026年 1月 3日の満月(@法政大学多摩キャンパス)

月の黒い部分を、餅つきするウサギに見立てることをご存知と思います。昔はそのように想像しながら月を眺めたのでしょう。先日、観測会でそのような話をしたところ。「どう見たら、そんなふうに見えるのだろう?」と嘆く人も…   この影を見て、ウサギを思いつくのは確かになかなか難しいなぁ、と説明しながら私も感じました。

アメリカの先住民が名づけた1月の満月の別名は「ウルフムーン」。寒い冬で食糧が極端に少なくなるこの時期、飢えを嘆くオオカミが遠吠えするという伝承によってつけられた呼び名とのことです。しかし、この時期のオオカミの遠吠えは繁殖期の始まりで仲間を見つけるためのものであることが現代の科学的な理由です。

2026年1月2日金曜日

2026年の満月

この時期、夕方6時は真っ暗です。研究室でふと気がつくとそんな時間。外はすでに暗くなっており、今日は雪になるとの天気予報だったので外を見ると、ちらちら白いものが舞っています。

スマートフォンに示されているニュースの見出しが「関東地方の一部で大雪」となっていたので、本格的に降る前に帰宅したところ、短い時間ではありましたが、しっかり雪が降りました。ただ、気温が比較的高いようで、積もることもなく、この時間には雪も止んだようです。

週間天気予報では、天気が崩れるのは今夜のみで、しばらくは天気がよいようです。明日の3日(土)は満月です。2026年の満月は 13回。
1月 3日
2月 2日
3月 3日
4月 2日
5月 2日
5月 31日
6月 30日
7月 29日
8月 28日
9月 27日
10月 26日
11月 24日
12月 24日

これらのうち、地球に最も近いところに月が位置する満月は 12月 24日、逆に最も遠いところに月が位置する満月は 5月 31日となります。「星空探検隊!」の参加者のみなさんと、見かけ上はわかりにくい月の大きさの変化を、写真で撮影して比べる約束をしています。しっかり写真に収められるように、満月の夜は天気が良くなることを祈っています。

2026年1月1日木曜日

携帯電話の通信方式

みなさま、明けましておめでとうございます。今年が穏やかな一年でありますよう、願っております。

さて、2026年 3月 31日に NTTドコモの FOMA と呼ばれる携帯電話のサービスが停止されます。FOMAの回線を契約している私には、サービスが終了するという内容のメールや郵便物が頻繁に届きます。ドコモが提供している FOMA はいわゆる第3世代移動通信サービス(3G)で、KDDI と ソフトバンクではすでに3G によるサービスの提供は終了しています。

なお、第1世代は音声のみのアナログ通信、第2世代はインターネットの利用が可能なデジタル通信、第3世代は国際規格の無線通信となり高速なデータ通信を行う通信手法となります。現在の通信方式の主流は4Gと5Gとなっており、4Gではモバイル端末で高速かつ大容量ので通信が可能になりました。5Gでは超高速大容量の通信で、さらに通信時の遅延時間が4Gと比べると 1/10 に短縮されています。

今回の FOMA サービス停止に備えて、私の端末は4Gサービスである Xi に変更することにしましたが、なぜサービスが停止されるのでしょうか。いくつか理由はあるようですが「電波の公共性」もその一つです。

現在、無線通信の回線数は増え続ける一方です。通信に割り当てる電波帯には限りがあり、無限に回線数を増やせるわけではありません。そのため、電波帯の割り当ては効率的に行われなければなりません。そこで、3G に割り当てられている電波帯を4Gや5Gに改めて振り分けようというわけです。

また、現在主流となっている4G や5Gの通信規格でのネットワークを展開し、維持するコストに加え、3Gを維持するためのコストを支払い続けることは経営的に負担になることもあるでしょう。

通信機器に限らず、社会のしくみの中で機器の買い替えなどが必要となることがあります。例えば、冷媒に使われていたフロンガスの使用禁止によるエアコンの買い替えが必要となったことがありました。今後は蛍光灯が2027年に生産中止となり、照明器具の更新が必要となるケースがあります(日本照明工業会による告知)。

技術の進展や国際的な取り決めに伴う変更は避けられないことです。ただ、今回の携帯電話の契約の更新や新しい機器の設定は、なかなか大変です…

2025年12月31日水曜日

口取り菓子

このブログをお読みいただいている方のうち、「口取り(くちとり)」をご存知の方はどれくらいいらっしゃるでしょうか。

これは北海道で年末の団らんに登場する、和菓子の詰め合わせです。私の知っている口取りとは、練り切りや羊羹で作られており、海老や鯛、筍など縁起のよいものの形に整えられた菓子や煮豆などが折り箱に入れられているものです。

この口取りが北海道の風習だと知ったのは、30歳近くなってからでした。年末の帰省の手土産にしようと、関東の和菓子屋さんに口取りを予約しに行っても話が通じない…   そもそも、口取りという言葉が知られていないようです。私の発音が悪いのかと、何件か店を回ったところ、「口取りは北海道のものなので、こちらにはありません」と言われ、衝撃でした。

どこにでもあると思っていたものが、じつは地域に特有のものだったりすることがあります。方言もその一例だったりしますが、食べ物などではさらにありそうですね。この時期になるといつも、口取りを求めて歩き回った日のことを思い出します。


みなさまの2026年が、より素晴らしい一年になりますことを願っています。