最近、女性向け雑誌の付録が充実しているとのこと。中には本体よりも高価ではないかと思われるような、さまざまな付録がついて販売されています。先日見かけた書店では、付録の実物を示して販売促進をしていました。
付録を付けて販売することは、今に始まったことではなく、昔からいろいろな付録で販売を促進しようとされてきたようです。私が小さなころは、チョコレート菓子のパッケージの中に、シールが入っていたりしたものです。今でもあるのでしょうか。
雑誌の付録の中には、毎号欠かさず購入すれば、一つの作品が完成するなどの工夫をしたものもあります。代表的なものに、イタリアに本社がある DeAGOSTINI (デアゴスティーニ)があります。ホームページをみると、帆船や機関車など、大人の支持を集めそうな付録がついています。
これらの帆船や機関車を完成させるためには、毎号確実に購入しなくてはなりません。子どもがほしがる菓子とは違い、それなりの金額です。購買力のある大人向けに、魅力ある付録を付けて販売する手法が、いろいろな分野で行われています。
結局、人間は子どもも大人も、金額の差こそあれ、付録に引き付けられて購入するという行動は変わらない、ということでしょうか。「子どもの頃の気持ちを忘れずに」とよく言いますが、実は言われなくても忘れられないものなのかも知れません。
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